iPadの内蔵バッテリーがどれくらい劣化しているのかを調べる方法をご紹介します。
目次
iPadのバッテリー劣化は調査不可?
iPhoneやApple Watchは「設定」で内蔵バッテリーがどれくらい劣化しているのか(バッテリーの最大容量)を調べることができますが、iPadには「設定」にバッテリーの最大容量を調べる項目がありません。
iPadのバッテリーが劣化しているかどうかを調べるには、サードパーティー製アプリを使用するか、Apple Store または Apple 正規サービスプロバイダに直接iPadを持ち込んで調べてもらう必要があります。
今回はサードパーティー製のMacアプリ「coconutBattery」を使って調べる方法をご紹介します。
coconutBatteryとは?
「coconutBattery」は、iPhone、iPad、MacBook などの内蔵バッテリーが搭載されたデバイスのバッテリー状態(バッテリーの最大容量、製造日から現在までの時間経過、充電回数など)を詳しく調べられるアプリです。
このアプリには無料版と有料版がありますが、MacとiPadを有線ケーブルを使って接続することができれば、無料版でもiPadのバッテリー状態を調べることができます。
coconutBattery の信頼性は?
「coconutBattery」の信頼性を調べるために、iPhone 12 mini のバッテリー状態を調べてみました。
iPhoneの「設定」>「バッテリー」で表示される最大容量は94%、「coconutBattery」で表示された最大容量は95.6%となっており、約1%前後の誤差の範囲となっています。
iPadのバッテリー最大容量の調べ方
MacとiPadを有線ケーブルで接続し、Macアプリ「coconutBattery」を起動します。
「coconutBattery」のウィンドウ上部にある「iOS Device」タブをクリックします。
筆者が所有している iPad Air(第4世代)の場合、設計上の容量が7544mAhとなっており、現在はフル充電して使用できる最大容量が7355mAh(97.5%)となっています。
購入後9ヶ月ほど経過していますが、バッテリーの最大容量は97%以上(バッテリー交換の目安は最大容量が80%未満)となっているため、それほど劣化していない状態であることがわかります。
iPadのバッテリー状態を簡単に調べる
Macアプリ「coconutBattery」を使えば、iPadのバッテリー状態を簡単に調べることができて便利です。
バッテリーの劣化状態を調べることによって、iPad本体の買い換えやバッテリー交換の判断材料になりますので、是非参考にしてください。