Appleが発表した「iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 用 Smart Battery Case(スマートバッテリーケース)交換プログラム」を実際に申し込んで交換してきました。
この記事を読むと、交換プログラムの手続き方法・手順、実際にかかった交換の所要時間や料金などがわかります。
目次
Smart Battery Case 交換プログラムとは?
Appleは、2020年1月10日に「iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 用 Smart Battery Case 交換プログラム 」を発表しました。
この交換プログラムは、2019年1月から10月に製造された「iPhone XS/XS Max」「iPhone XR」の一部の「Smart Battery Case」に充電の問題が起こったために実施されたものです。
- 電源に接続しても Smart Battery Case を充電できない
- iPhone が Smart Battery Case から充電されない
Apple公式サイトの交換手続きはわかりづらい
「Smart Battery Case 交換プログラム」を利用する場合、最短で交換をするのであればApple直営店に直接行って手続きする のがベストです。
事前にApple公式サイトで予約を入れておけば、指定した時間に交換してもらうことができます。
しかし、Apple公式サイトでの交換手続きはわかりづらいです。実際にウェブサイトでの交換手続きと直営店で交換を体験してきたのでの手順をご紹介します。
交換手続きの手順
まず、Apple公式サイトの「iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 用 Smart Battery Case 交換プログラム」のページにアクセスします。
次に表示された交換プログラムの画面を下までスクロールさせます。【交換手続き】の「Apple Store 直営店:こちらからお近くの正規サービスプロバイダをお探しください」のリンクをクリックします。
画面の下にいくつかトピックのカテゴリーが並んでいますが、「Smart Battery Case」のトピックがありません。
検索バーに「Smart Battery Case」と入力すると、「Smart Battery Case に充電できない」もしくは「Smart Battery Case を使って iPhone が充電できない」という推測結果が出るのでどちらかを選択します。
続けて「持ち込み修理」を選択します。
「Smart Battery Case」のシリアル番号を入力します。
シリアル番号は、Smart Battery Caseのパッケージ(外箱)もしくはSmart Battery Case本体の裏にある充電端子の近くにも刻印されていますが、シリアル番号がわからなければ「この手順をスキップする」でもOKです。
「ストアを検索」の検索バーに「現在地」が設定されていることを確認し、「続ける」ボタンをクリックします。
現在いる場所から最も近い順にApple直営店がリストアップされるので、任意の直営店を選択し、予約日時を決定します。
予約が完了するとこのような画面が表示されます。
交換手続きの所要時間は?
筆者は「Apple 丸の内」でスマートバッテリーケースを交換しました。
交換手続きを行うGenius Bar(ジーニアスバー)は「Apple 丸の内」の2階にあります。iPadを持ったスタッフがいるので、自分の名前と予約した時間を伝えると所定の座席に案内してくれます。
筆者はスマートバッテリーの箱を処分していたので、スマートバッテリーケースに刻印されたシリアル番号を解読するのに時間がかかり、45分前後の時間がかかりました。
ちなみに、スマートバッテリーケース(特にブラック)は、肉眼だとシリアル番号が読み取りづらいです。
シリアル番号を読み取れなくてもストアのスタッフが専用のズームレンズで解読してくれるので安心してください。
事前にシリアル番号がわかれば10分程度で済むと思います。
交換手続きの料金は?
交換プログラムに該当するスマートバッテリーケースであれば料金は無料です。
Smart Battery Case の当日在庫に注意
スマートバッテリーケースを交換するときは、当日在庫があるか注意しましょう。在庫がないと取り寄せになる可能性もあります。